水族館で大人気「エイの裏側」笑顔の真相と宇宙人説の正体を解明

話題沸騰中の 水族館で大人気「エイの裏側」笑顔の真相と宇宙人説の正体を解明について、主要な情報をご紹介しています。

SNS上では、エイの裏側に対して相反する2つの感情が常にせめぎ合っています。一方は「天使の笑顔」「妖精のよう」と絶賛する肯定派。そしてもう一方は、エイの裏側が怖いと言われる理由として「無機質で気味が悪い」「夢に出てきそう」と拒絶反応を示す否定派です。同じ姿を目にしながら、なぜここまで評価が真っ二つに分かれるのでしょうか。

まず、エイの裏側がかわいいと話題の真相を紐解くと、人間の脳に備わった「パレイドリア(錯視現象)」と「ベビーシェマ(幼児図式)」の合致が挙げられます。人間は点や線が逆三角形に並ぶと、無意識にそれを人間の顔と認識する脳内メカニズムを持っています。エイの鼻孔と口はまさに目と口の黄金比に近く、しかも口角がわずかに上がった形状をしている個体が多いため、人間側が勝手に「微笑んでいる」と誤認して好意を抱くのです。

水族館の飼育展示スタッフに現場の反響を取材すると、次のようなリアルな証言が返ってきます。

「お客様が水槽下部で『こっちを見て笑ってくれた!』と喜ばれている姿をよくお見かけします。ですが実際には、エイからお客様の姿は見えていません。本物の目は背中側にあり、ガラス越しに見えているのは匂いを嗅ぐ器官ですから、エイ自身は笑顔を作っている認識など爪の先ほどもありません。むしろガラス面に付着した有機物や給餌の気配を口元で懸命に探っている状態です」

一方で「怖い」と感じる人々の心理には、認知科学でいう「不気味の谷現象」が関係しています。パッと見は白くてつるりとした人面のようでありながら、瞳の動きやまばたきが一切なく、感情の読み取れない穴がポッカリと開いている。さらに呼吸とともに5対のエラ穴がうごめく様子は、生物学的な異物感を強烈に刺激します。「人間に似ているのに、人間としての生気が決定的に欠落している」という違和感こそが、恐怖や不気味さの正体なのです。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

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