メイクと日焼け止めの正しい順番は?下地との前後と崩れない最新Uvケア
ネット上の美容コミュニティやSNSで頻繁に見受けられる致命的な誤解が、「SPF30の日焼け止めにSPF20の化粧下地を重ねればSPF50の効果が得られる」という錯覚です。
日本化粧品工業連合会などの公的基準でも示されている通り、紫外線防御指数(SPF・PA)は足し算にはなりません。重ね塗りをした場合の上限効果は、使用したアイテムの中で「最も高い数値のもの」と同等にとどまります。
さらに深刻な盲点は、消費者の多くが製品本来のスペックを発揮できる「規定量(皮膚1平方センチメートルあたり2mg)」を塗布できていない事実です。一般的な使用実態では、規定量の約1/3〜1/2程度しか塗られていないケースが多く、この状態ではSPF50の製品であっても実際の防御効果は大幅に低下します。
だからこそ、無色の日焼け止めを既定の量(パール粒2個分程度)しっかりと塗布してベースの紫外線シールドを構築した上で、UVカット機能を持つ下地やファンデーションを重ねる「物理的レイヤリング(多層防御)」が、塗りムラを埋める現実的な対策として極めて有効に機能します。