ワインの注ぎ方で恥をかかない極意!プロ直伝の量とNgマナー徹底解説
「グラスにたっぷりと並々と注ぐ」ことは、ワインの世界においてはサービスではなく、むしろワインの魅力を台無しにする行為です。適切なワイングラスに注ぐ量は、ワインの種類やボウル(グラスの膨らみ)の形状によって緻密に計算されています。
赤ワインの場合、大きなグラスのわずか1/3から1/4程度(約60ml〜90ml)に留めるのが黄金比率です。残された広大な空間(ヘッドスペース)にワインのアロマが滞留し、グラスを軽く回すスワリングによって香りが一気に花開く構造になっているためです。一方、白ワインは温度変化に敏感なため、冷えた状態を保ったまま飲み切れるよう、やや少なめの量をこまめに注ぎ足すのが基本となります。
特に繊細さが求められるスパークリングワインの注ぎ方では、一度に全量を注ごうとすると炭酸の泡が一気に吹きこぼれてしまいます。グラスを傾けずに真っ直ぐ置いた状態で、まずはグラスの1/3程度まで静かに注ぎ、泡が落ち着くのを待ってから2回目で6〜7分目まで満たす「2段階注ぎ」が鉄則です。