破産劇の裏に眠る神ゲー『キングダムズ オブ アマラー』真の評価と攻略
本作が「隠れた神ゲー」として絶賛され続ける最大の要因は、重厚な洋ファンダジーの世界観と、和製アクションゲームを彷彿とさせるハイスピードでスタイリッシュな戦闘システムの融合にあります。
当時の一般的なウェスタンRPGがリアリズム重視の重い挙動を採用していたのに対し、本作は「大剣を軽快に振り回し、即座にチャクラム(投擲円刃)で敵集団を切り刻み、バックステップから弓矢を連射して魔法でトドメを刺す」といった流れるようなコンボアクションを実現しました。武器種ごとのモーションが極めて洗練されており、ドッジロールによるキャンセル性能も高いため、触っているだけで気持ちが良いアクション感覚が徹底されています。
さらにゲーム性を際立たせているのが「デスティニー(運命)システム」です。一般的なRPGのようにゲーム開始時に職業を固定するのではなく、プレイヤーがアビリティポイントを自由に配分する(マイト=戦士、フィネス=盗賊、ソーサリー=魔術師)ことで、対応するデスティニーカードがアンロックされます。街にいる「フェイトウィーバー(運命を紡ぐ者)」にお金を払えば、いつでも何度でもスキルツリーを完全リセットして全く異なるクラスへと転生できる柔軟性が、ビルド探求の楽しさを極限まで高めています。
敵を倒してフェイトゲージを溜めることで発動できる「フェイトシフト」モードでは、周囲の時間の流れが遅くなり、圧倒的な攻撃力で敵を一網打尽にした後、派手な演出のQTEフィニッシュとともに莫大な経験値ボーナスを獲得できます。このリスクとリターンのゲームサイクルが、プレイヤーを何十時間も没頭させる中毒性を生み出しています。