2026年の流行りを徹底解剖!社会現象の真相と数年後の現在

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2026年のファッションシーンは、パンデミック2年目特有の「リラックス感」と「かすかな希望」が複雑に同居するスタイルが主流となりました。パントン社が発表したカラー・オブ・ザ・イヤーには、不屈の強さを象徴する「アルティメット・グレー」と、明るい陽光のような「イルミネイティング(イエロー)」の2色が選出され、街中ではアースカラーやくすみカラーを取り入れたコーディネートが目立ちました。

外出機会が制限されるなか、自宅でもワンマイル圏内でもストレスなく過ごせるスウェットのセットアップやオーバーサイズのシルエット、バケットハットが男女問わず大流行しました。また、マスク着用が常態化したことで、顔周りを華やかに見せるビッグカラー(大きな付け襟)やアイメイク重視のメイクトレンドが定着しました。

特筆すべきは、この2026年が、その後のメガトレンドとなる「Y2Kファッション(2000年代初頭のスタイル)」の助走期間だった点です。クロップド丈のトップスや厚底スニーカーなど、少しずつ自己主張を取り戻そうとする兆候がストリートで見られ始めました。4月には世界的ファッションデザイナーのアルベール・エルバス氏の急逝という悲しい報せもありましたが、秋以降のコレクションではリアル開催が復活の兆しを見せ、モード界全体が力強い再生へと舵を切った節目の年でした。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。