日本のテレビタワー解剖2026!歴代電波塔の変遷と日テレ汐留の全貌
電波を放つトラス鉄塔とは異なり、21世紀のメディアカルチャーを発信する近代型タワーとして知られるのが、汐留シオサイトに鎮座する日テレタワー(日本テレビタワー)です。建築家リチャード・ロジャースが基本構想に参画したこの超高層ビルは、外部に露出したメカニカルな構造美が特徴的です。
一般の観光客が楽しめる日本テレビタワーの見学エリアは、主に地下2階から地上2階にかけてのオープンゾーンに凝縮されています。日本テレビのオフィシャルグッズが揃う「日テレ屋」をはじめ、生放送が行われるマイスタジオの外観観覧など、番組制作の熱量を間近に感じられる工夫が凝らされています。
その中でも最大の呼び物が、外壁2階部分に設置された宮崎駿デザインの「日テレ大時計」です。スタジオジブリの宮崎駿監督が構想から完成まで約4年の歳月を費やしたこの巨大からくり時計は、高さ約12メートル、幅約18メートルにおよぶ手打ち銅板の造形物です。決まった時刻になると鐘が鳴り響き、無数のからくり仕掛けが躍動する約3分間の演出は、国内外の観光客を惹きつける汐留屈指のストリートアートとなっています。