兜町の風雲児・中江滋樹の栄光と転落!投資ジャーナルの真相と最期
投資ジャーナル事件が連日ワイドショーを賑わせ、日本中を巻き込む大騒動となった背景には、当時絶大な人気を誇っていたアイドル歌手・倉田まり子(現・キャリアコンサルタント)とのスキャンダル報道がありました。
事件の発覚前後、一部週刊誌が「中江滋樹が倉田まり子に東京都目黒区の高級住宅(約7,000万円相当)を買い与え、巨額の愛人手当を支払っていた」と大々的に報じました。中江が芸能界とのパイプを誇示するためにタレントを広告塔として利用していた構図と重なり、メディアの過熱報道は頂点に達しました。
倉田まり子側は記者会見を開き、住宅購入資金は正規の融資取引であり愛人関係など一切存在しないと全面否定しましたが、世論のバッシングは止まりませんでした。結果として彼女は芸能界引退へと追い込まれることになります。
この騒動の真相について、中江滋樹は後年の手記や特番インタビューの中で次のように赤裸々に告白しています。
「彼女とは男女の関係など一切なかった。彼女の知名度を利用して自分のステータスを誇示しようとしただけであり、無関係な彼女を巻き込み、芸能生活を奪ってしまったことには取り返しのつかない申し訳なさを感じている」
実際、その後の捜査でも不法な資金洗浄の共謀関係などは一切認められず、倉田まり子はメディアの扇情的な報道によって社会的な犠牲となった被害者の一人であったというのが、現在における歴史的事実の評価です。