山梨大学医学部附属病院が推し進める2026年の医療革新:高度救命からスマート外来まで現場のいまを追う
山梨県は山林が県土の約8割を占める。交通事故や急病、山岳遭難において「時間の壁」をいかにクリアするかは長年の課題だった。同病院に設置された高度救命救急センターとドクターヘリの運用体制は、まさにこの課題に対する答えだ。
要請からわずか数分で飛び立つヘリには、熟練の救急医と看護師が搭乗する。現場到着直後から機内での初期治療を開始し、病院到着と同時にハイブリッド手術室へ直行する一連のラインは完璧に整備されている。隣接する長野県や静岡県との広域連携も含め、命のバトンを繋ぐ体制は日々研ぎ澄まされている。