実在するピンクのイルカ!変色の理由と日本の水族館事情を徹底解説
ピンクのイルカはアマゾンの淡水域だけに留まりません。東南アジアから中国南部、台湾沿岸の海水域に生息するシナウスイロイルカ(中華白海豚)もまた、鮮やかなピンクの体色を持つことで知られています。
特に香港周辺の珠江デルタ海域に生息する群れは、成体になると全身の斑点が消え、美しいバブルガムピンクへと変化します。こちらもアマゾンカワイルカと同様、激しい運動によって体温が上がると血管が拡張し、体温調節のために血液を皮膚表面に送ることで鮮烈なピンク色を放ちます。
香港では観光のシンボルとして親しまれ、かつては1997年の香港返還公式マスコットキャラクターにも選ばれるなど、アジア圏における海洋生物の象徴的存在となっています。