コマの回し方を完全攻略!紐の巻き方と投げ方のコツで初心者も即座に上達
初心者が直面するトラブルのほとんどは、投擲以前の「紐のセッティング」に原因があります。紐がゆるんでいたり、重なって巻かれていたりすると、引いた瞬間に紐同士が噛み合って回転エネルギーが消失します。ここでは右利きを基準とした標準手順を順を追って解説します。
はじめに行うべきはコマの紐の結び方の確認です。紐の片側の端には、抜けないように「8の字結び」などのしっかりとしたコブを作ります。このコブがコマの軸に引っかかるストッパーの役目を果たします。もう片方の端は、子どもの指2本(人差し指と中指)が通る程度の小さな輪っかを作っておくと、投げる際に紐がすっぽ抜けるアクシデントを防止できます。
続いて、最重要工程であるコマの紐の巻き方に移ります。まず、左手の親指で紐のコブをコマの軸(上部または側面)にしっかりと押さえつけます。右手に持った紐を軸に対して反時計回りにぐるりと1周回し、コブの根元に紐を噛み合わせるようにしてロックします。あそびバンク等の伝承遊び検証データでも示されている通り、この最初の「ロック」が緩いと、その後の巻きがすべて空回りします。
軸に紐が固定されたら、コマを逆さにして軸の先端(鉄芯の根元)へ紐を誘導します。そこから時計回りに、下から上(コマの胴体側)に向かって、隙間を一切作らず、かつ紐同士が重ならないよう強いテンションをかけながら巻いていきます。指先が少し白くなる程度の力でギュッ、ギュッと締め上げながら巻くことが、高速回転を生み出す最大の秘訣です。