覆面パトカー見分け方の真実!高速道路で一瞬で見抜く決定打と最新手口

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ドライバーの間で長年まことしやかに囁かれてきた都市伝説に、「他県ナンバーの車は覆面パトカーではない」「『品川』や『大宮』など地元ナンバーしか取り締まりを行わない」という言説があります。しかし、これは危険極まりない誤解です。 ナンバープレートと管轄地域の真相を暴くと、警察組織の広域運用とナンバー登録の実態が見えてきます。基本的に覆面パトカーは、各都道府県警察の管轄区域内(例:警視庁管内なら東京都内、埼玉県警なら埼玉県内)で登録されたナンバーを装着します。しかし、高速道路においては「隣接警察本部との相互乗り入れ協定」が結ばれており、県境付近の高速道路では隣県の覆面パトカーが日常的に取り締まりを実施しています。東名高速や名神高速、関越道などでは、県境を跨いだ追尾が日常茶飯事です。

さらに盲点となるのが、近年の「ご当地ナンバー」や「管轄変更」です。同一県内であっても複数の陸運支局が存在する場合、本部保有の車両が別地域のナンバーを付けているケースがあります。また、レンタカー等で使われる「わ」「れ」ナンバーではないこと、そして自家用を示す「白ナンバー(5ナンバーまたは3ナンバー)」であることは共通ですが、分類番号(地名の横の3桁数字)が「8」から始まる特殊用途自動車(8ナンバー)であるという古い知識は完全に過去の遺物です。現在の交通取締用覆面パトカーは、一般車と全く同一の「3ナンバー」または「5ナンバー」の通常登録となっています。

もうひとつの致命的な盲点が、機動捜査隊(刑事部)の捜査車両と、交通取り締まり車両(交通部)の混同です。刑事ドラマでお馴染みの「機動捜査用車両」は、街頭犯罪の警戒や初動捜査が主任務であり、スピード違反を能動的に計測・検挙するストップメーター等の装備を持ちません。ルーフの反転式開口部もなく、赤色灯は車内から手動でマグネット装着するタイプです。一般道で見かける「大衆コンパクトカーに乗った私服警察官」は機捜車両であり、これを交通覆面と誤認して警戒を怠った直後、背後から本物の交通機動隊セダンに捕獲されるというケースが後を絶ちません。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。