人に嫌われるのが怖い心理の真相|他人の目から解放される科学的克服法
誰に対しても「いい人」を演じ続け、嫌われることを極端に避ける行動様式は、しばしば「好かれたい症候群の特徴」として語られます。都内の心療内科に勤務する公認心理師は、近年の相談傾向について次のように語ります。
「リモートワークやSNSコミュニケーションが定着した結果、相手の表情や文脈を読めない不安から『嫌われたかもしれない症候群』とも呼べる強迫的な不安を訴える20代から40代のビジネスパーソンが目立っています。『頼まれた仕事を断ったらチームから外されるのではないか』『グループチャットでスタンプしか返ってこなかった』といった理由で、激しい不眠に陥る相談例は枚挙にいとまがありません」
実際に、当メディアが収集した当事者アンケートでも、以下のような切実な告白が寄せられています。
「会議で反対意見を言いたくても、相手に嫌われるのが怖くて愛想笑いで賛成してしまい、後から膨大な業務を押し付けられてパンクした。自分が意見を言わないことで、結局周囲にも迷惑をかけていると分かっているのに、どうしても口が開かない」(30代前半・企画職女性)
「他人の機嫌が悪いと、すべて自分のせいだと錯覚してしまう。同僚がため息をついた瞬間、心拍数が跳ね上がり、1日中そのことばかり考えて業務が進まなくなる」(20代後半・ITエンジニア男性)
このように、相手への配慮を超えて自分をすり減らしてしまう状態は、職場における人間関係のストレスを雪だるま式に悪化させる温床となっています。