外食の黒幕?ケンコーマヨネーズの正体と買える店・キユーピーとの違い

外食の黒幕?ケンコーマヨネーズの正体と買える店・キユーピーとの違いに関する知りたいポイントを初心者にも親しみやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

日本の家庭用マヨネーズ売り場を眺めると、赤と白の網目模様や愛らしいキャラクターが棚の大部分を占拠しています。そのため「日本人はキユーピーか味の素のマヨネーズを食べて育った」と思われがちです。しかし、一歩家庭の外へ出た瞬間、勢力図は劇的な逆転を見せます。

業界の出荷統計や決算説明資料を紐解くと、ケンコーマヨネーズは業務用のポテトサラダ市場において国内トップクラスのシェアを握り続けています。大手コンビニエンスストア各社のサンドイッチ用マヨネーズフィリングや、大手製パンメーカーが焼き上げる総菜パンのトッピングマヨネーズにおいて、同社は不可欠なインフラ企業として君臨しています。

同社が業務用市場で絶大な信頼を集める背景には、極めて実戦的な機能性があります。一般的な家庭用マヨネーズは加熱すると油分が分離して透明な油だまりになりやすく、水分の多い野菜と和えると時間が経つにつれて水分が染み出る「離水現象」を起こします。これに対し、ケンコーマヨネーズが開発した業務用製品は、200度以上のオーブンで焼き上げても形が崩れない優れた耐熱保形性と、具材の水分を抱え込んでパンを湿らせない特殊な乳化技術を備えています。街のパン屋やコンビニの製造現場がケンコー製を指定して仕入れるのは、単なる味覚の問題ではなく、食品製造の歩留まりと品質保持に直結する合理的な理由が存在するからです。

斉藤 蓮

斉藤 蓮

デジタルマーケティングコンサルタント

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。