平安時代の平均寿命は30歳?貴族と庶民の格差や早逝の真相を解明

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現代の日本は女性のほうが男性よりも長寿ですが、平安時代においては女性の平均寿命が男性を下回る、あるいはほぼ同等であったと考えられています。

女性の命を奪う最大の壁となったのが「出産」です。当時は消毒の概念がなく、難産や産褥熱、多量出血に対する輸血などの救命手段も一切存在しませんでした。「お産は命がけ」という言葉通り、出産時に命を落とす女性が後を絶たなかったのです。

さらに貴族の女性は、屋敷の奥深く(御簾の中)で座ったまま過ごす生活を強いられ、極度の運動不足と日光を浴びない環境に置かれていました。これが骨密度の低下や全身の衰弱を招き、健康を損なう一因となっていたと指摘されています。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。