【2026年最新ルポ】甲子園を沸かせた強豪校から次世代型教育の実験場へ——京都 府立 乙訓 高等 学校が魅せる「スポーツ×地域探究」変革の最前線
「最初は野球に打ち込みたくて入学しました。でも、スポーツサイエンスの授業で自分の動きを数値化して分析する面白さにハマり、今ではスポーツアナリストを目指して大学の理系学部を目指しています」(3年男子生徒)
「乙訓での3年間で身についたのは、『課題を見つけ、仮説を立て、行動し、検証する』というサイクルそのものでした。これは大学での研究や就職活動でもそのまま活きています」(2026年度卒業・現薬学部生)
教員陣の情熱も熱い。「生徒たちのやる気に火をつけるのが私たちの仕事。教科書を教えるだけでなく、彼らが社会に出てから直面する課題にどう立ち向かうか、その『問いを立てる力』を徹底的に鍛えています」と、ある年配の教諭は眼光を鋭くして語る。学校全体に充満する「現状に満足しない」熱気が、一人ひとりの成長を後押ししている。