通知表オール3の偏差値は50ではない?高校受験の落とし穴と逆転策
入試本番で後悔しないためには、オール3という評価が各都道府県の公立高校入試においてどのような数値として扱われるのかを正確に把握しなければなりません。東京都立高校を代表例に挙げると、都立高校の換算内申計算では実技4教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)の評定が2倍換算されます。
9教科オール3の場合、主要5教科(3×5=15点)に実技4教科(3×4×2=24点)を加算した結果、換算内申は39点(65点満点)となります。都立一般入試における総点1000点満点(学力検査700点:内申点300点換算)に照らし合わせると、この持ち点は決して余裕のあるポジションではありません。
以下の比較表は、首都圏および主要都市部における評定・内申点と実際の合格可能ラインを整理したデータです。
このデータが示す通り、公立高校入試の内申書基準において「オール3」は合格確実圏を保証する数値ではなく、学力検査(当日のペーパーテスト)で平均以上の得点を叩き出さなければ合格を勝ち取れない「挑戦圏」の入り口に立っていることを意味します。