ポートボールとは?バスケとの違いと発祥の謎、公式ルールを徹底解説
ポートボールのゲーム性を極めてスリリングにしている核心が、エンドライン付近に配置される2大特殊ポジションの存在です。
まず、ゴール台の上に立つゴールマンの役割は、単に突っ立ってボールを待つことではありません。台の幅はわずか数十センチ四方しかなく、キャッチした際の勢いで足を踏み外したり、バランスを崩して落下したりすると、ルール上「ノーカウント(無得点)」となります。投じられたボールの軌道を見極め、身体の芯を残したまま両手でガッチリとホールドする体幹の強さと、味方パサーへ目線や手振りのサインでスペースを指示する司令塔的視野が求められます。
一方、そのゴールマンの直前、半円状のゴールエリア(立ち入り禁止区域)付近に陣取るのがガードマンです。相手チーム専属の守護神であり、飛んでくるパスをジャンプや長いリーチを活かして空中で叩き落とす、あるいはパサーの視界を遮ってプレッシャーをかけるのが任務です。
ただし、ガードマンには厳格な制約が課されています。ゴールエリア内に侵入してはならず、当然ながら相手のゴールマンやゴール台に触れることは重大なファウル(反則)と見なされます。「相手の手元から数センチのところでボールだけを叩き落とす」という極限の集中力が試されるため、チーム内で最も俊敏性と跳躍力に長けたディフェンダーが起用される花形ポジションです。