パリ五輪を経て2026年へ。バレーボールの新ルールがコート上の「常識」を塗り替える
守備の要であるリベロに関する運用ルールも進化を続けている。セッターが第1接触(レシーブ)を行った際、リベロがアタックラインより前でオーバーハンドトスを上げられる条件や、コートへの出入りに関する手続きが簡略化された。
これにより、リベロはいまや単なる「拾い屋」ではなく、実質的な「第2のセッター」としてオフェンスのタクトを振るう存在へと変貌を遂げた。ベンチからの指示出しが制限される中で、コート内でゲームの流れを読み、瞬時に指示を出すリベロのインテリジェンスが、チームの勝利を左右する最大の鍵となっている。