日本最古の聖地・三輪山の謎と登拝ルール!神話が息づく禁足地
実際に山へ入る「登拝」を行う場合、その受付窓口となるのが大神神社の摂社である狭井神社(さいじんじゃ)だ。病気平癒の神として知られるこの神社の境内奥に登拝口が存在する。参拝者はここで申請用紙に記入し、初穂料を納めた上で、竹製の「三輪山登拝証」の襷(たすき)を身につけなければならない。
登拝は単なる登山やレジャーではなく、あくまで「お詣り」という神聖な宗教行為だ。入山前には自ら幣(ぬさ)を振って清めるセルフお祓いを行い、身も心も正した状態で鳥居をくぐる。山中にはトイレや茶屋などの施設は一切なく、己の足で山頂の磐座(いわくら)を目指すことになる。