「了解しました」は失礼?承知しましたとの違いと正しい敬語マナー

「了解しました」は失礼?承知しましたとの違いと正しい敬語マナーとはどんな影響があるのか? 主要なファクトを簡潔に解説します。

返答時に迷いがちな類似フレーズについて、それぞれのニュアンスと適切な使用対象を整理しておくと、迷いなく使い分けることができます。

① 承知しました(社内上司・一般的なビジネス相手)
「承知」は「相手の意向や事情を受け止めて理解する」という謙譲のニュアンスを含みます。自分を一歩下げて相手を立てる表現であるため、社内の上司や先輩、同僚への返答として最も汎用性が高く、安全な選択肢です。

② かしこまりました(社外取引先・クライアント・顧客)
「畏(かしこ)まる」という言葉に由来し、「相手の指示や言葉を謹んでお受けする」という最上位の敬意を表します。取引先からの依頼、顧客からの問い合わせ、役員クラスへの対応など、より格式高い敬語が求められる場面で威力を発揮します。

③ 了承しました(※目上に使うのは厳禁)
「了承」は「事情を汲んで相手の申し出を認める・許す」という意味そのものです。「了解」以上に明確な「承認権限」を含むため、目上の人が部下の提案を受け入れる際に使う言葉であり、部下から上司、または社外に対して使うのは重大なマナー違反となります。

前田 葵

前田 葵

サステナビリティ研究家

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。