猫のあくびが多いのは危険なサイン?眠気と病気の見分け方と受診目安
いたずらをして飼い主に注意された直後や、動物病院の待合室、爪切りの最中などに猫があくびをした経験はないでしょうか。これは「反省していない」「退屈している」わけではなく、動物行動学における「転位行動(てんいこうどう)」と呼ばれる典型的なストレス反応です。
転位行動とは、恐怖・葛藤・強いプレッシャーに直面した動物が、その緊張やストレスを自分で和らげようとして、本来の文脈とは無関係な行動(あくび、毛づくろい、爪研ぎなど)をとる防衛本能を指します。
特に引っ越しや模様替え、新しい同居ペットの導入、騒音といった環境変化がある時期に頻繁にあくびをする場合、猫は強い精神的負荷を感じています。放置すると特発性膀胱炎や過剰グルーミングによる皮膚炎へと発展する恐れがあるため、ストレス源を取り除く環境調整が欠かせません。