貴の正しい使い方と敬語マナー|貴社・貴殿の使い分けとNg例文

貴の正しい使い方と敬語マナー|貴社・貴殿の使い分けとNg例文の詳細解説をお届けします。最新トレンドがチェックできます。

日常の実務ですぐに活用できるよう、「貴」を用いた適切な例文と、注意すべきNG例を対比形式で紹介します。

1. 取引先への提案・新規アプローチメール(貴社)

【適切な例文】

〇〇株式会社
営業推進部 部長 山田 太郎 様

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
株式会社エイシスの佐藤でございます。

このたびは、貴社の新規事業展開に伴うシステム刷新に関しまして、弊社のDXソリューションをご提案いたしたくご連絡いたしました。
貴社の業務効率化に必ずや貢献できるものと確信しております。
ご多忙の折誠に恐縮ですが、一度オンラインにて20分ほどご説明の機会をいただけますと幸いです。

※文中で相手の会社を指す際はすべて「貴社」で統一します。「御社」が混ざらないよう注意してください。

2. 自治体・公的機関への公式問い合わせ・申請書(貴市・貴庁)

【適切な例文】

〇〇市役所 都市計画課 御中

拝啓
時下、貴市におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
株式会社〇〇開発の鈴木と申します。

さて、貴市が公募されております「駅前再開発基本計画策定支援業務」に関し、提出書類の要件について数点確認させていただきたく存じます。
公募要領第〇条に記載の要件につきまして、添付資料のとおり質問書を作成いたしましたのでご査収いただけますようお願い申し上げます。
敬具

3. 手紙・表彰状・推薦状における文例(貴殿)

【適切な例文(同等・目下宛て、または社内表彰)】

表彰状
営業第一課 田中 健一 殿

貴殿は当期において卓越したリーダーシップを発揮し、年間目標を大幅に上回る顕著な業績を収められました。
その貢献は他の模範と認められるため、ここに金一封を添えて表彰いたします。

※社内表彰状や同僚・部下の推薦文では「貴殿」が格調高い響きを与えますが、社外の役員や目上の顧客に対して個人的に感謝状を送る際は、「田中 健一 様」のように直接お名前+様を用いるのがより丁寧です。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。