ちはやふる最終回の結末を徹底考察!千早が選んだ相手と勝敗の真相
物語の集大成となったコミックス第49巻から第50巻にかけて描かれたのは、近江神宮を舞台に繰り広げられた最高峰の戦い「クイーン戦」および「名人戦」の最終局面です。講談社『BE・LOVE』掲載当時から読者の息を呑む攻防が続きましたが、その勝敗はまさに15年間の集大成にふさわしい劇的な幕切れを迎えました。
クイーン戦において、千早は絶対王者である若宮詩暢とフルセット(第5試合)にもつれ込む死闘を展開。お互いに譲らない極限状態の中、運命戦となった最終局面で千早の自陣に残ったのは、物語の象徴である「ちはやぶる」の札でした。千早はこの運命の1枚を完璧なタイミングで奪取し、念願であったクイーンの座を奪取しました。幼少期からの夢を果たした瞬間であり、詩暢との間に芽生えた「孤高の天才同士の真の友情」が確立された名シーンです。
一方の名人戦でも、綿谷新が絶対的カリスマとして君臨していた周防久彦名人に挑み、こちらも第5試合までもつれ込む大激戦となりました。新は祖父・綿谷永世名人の幻影を乗り越え、「自分自身のかるた」を確立。周防名人の驚異的な「感じ」を打ち破り、見事に新名人へと即位を果たしました。千早と新が同時にかるた界の頂点に立つという、第1話から提示されていた最大の悲願が見事に成就した瞬間でした。