審査員を魅了する!国際平和スピーチ原稿の完全構成案と合格例
どんなに素晴らしい原稿が完成しても、伝え方=デリバリー(表現力)が伴わなければ原稿の魅力は半減してしまいます。世界的なプレゼンテーションカンファレンスであるTEDのスピーカーたちは、まさに聴衆を魅了する表現の宝庫です。
TEDの登壇者が実践している最大のコツは、「話す」のではなく「語りかける」という姿勢です。視線は常に会場の特定のひとりに合わせ、対話するようにアイコンタクトを交わします。原稿を暗唱するのに必死になって天井や床を見つめるスピーチは、どれほど内容が良くても聴衆の心に届きません。
さらに、間(ま)の使い方も決定的な差を生みます。最も伝えたいキーワードの前には、あえて2秒間の沈黙を作ります。その静寂が、次に放たれる言葉の重みを何倍にも跳ね上げるのです。身振り手振りは最小限に抑えつつ、感情が高まる場面で力強く前に踏み出すようなダイナミックな体現が、審査員の記憶に強烈な刻印を残します。