2005年夏の甲子園連覇の真実!田中将大と怪童たちの激闘録
駒大苫小牧の連覇を語る上で欠かせないのが、背番号11を背負ってマウンドに君臨した当時2年生の田中将大投手の存在です。エースナンバーは3年生の松橋拓也投手に譲っていたものの、要所を締めるリリーフエースとしての存在感は圧倒的でした。
田中投手はマウンド上で咆哮し、気迫を前面に押し出すスタイルで打者を圧倒。特に準決勝の大阪桐蔭戦では、相手の超強力打線を前に救援登板し、当時の甲子園における2年生史上最速となる球速150km/hを叩き出しました。切れ味鋭い高速スライダーとのコンビネーションは、すでに高校生レベルを完全に超越していました。
ピンチの場面になればなるほど球威と集中力を増す勝負強さは、翌2006年の「早稲田実業・斎藤佑樹との決勝再試合」へと続く伝説のプロローグでもありました。全国の野球ファンに「世代最強右腕」の誕生を強烈に印象づけた夏となったのです。