本物そっくりの感触!ぷにぷに赤ちゃん人形の魅力と選び方を徹底取材
膝の上に載せたとき、思わず息をのむ。皮膚のやわらかさ、絶妙な体温の伝わりやすさ、そして首がすわっていない時期特有の重み。これらを再現しているのが、近年飛躍的な進歩を遂げた素材工学だ。
従来の硬質ビニール製ドールとは異なり、現在の主流は医療グレードの白金シリコン(プラチナシリコン)や高密度TPE(熱可塑性エラストマー)素材である。内部にはガラスビーズや特殊微粒子がバランスよく充填され、抱き上げた際の重心移動まで計算し尽くされている。造形作家が手作業で微細な血管や肌の赤み、産毛まで描き込むハイエンドなシリコン人形や、全身が一体成型された極上の弾力を誇るフルシリコンベビーは、もはや玩具というより芸術品の域に達している。
精巧を極めたリアルドールの領域から派生したこれらのプロダクトは、単に飾るためのフィギュアではない。「触れる」「抱く」という身体的コミュニケーションを通じて、脳内にオキシトシン(幸福ホルモン)の分泌を促すバイオフィリックな体験を提供するのだ。