行政書士は何ができる?頼める業務一覧とできないNg領域の境界線
起業や相続といった人生の節目において、「行政書士・司法書士・弁護士の誰に頼めばいいのか」という疑問は常にネット上の知恵袋やSNSでも錯綜しています。判断の軸となるのは「登記の有無」と「紛争(争い)の有無」の2点です。各士業の役割と権限の違いを客観的データとともに整理しました。
例えば「会社設立」の場面では、定款作成・公証人認証を行政書士に依頼し、法務局への登記申請部分のみを司法書士と連携して進めるワンストップ型の事務所が増加しています。「相続」の場面では、親族間で遺産配分に争いがない場合は行政書士が遺産分割協議書を作成し、不動産があれば司法書士が登記を行います。しかし、遺留分や取り分を巡って一度でも身内同士の感情的対立・主張の衝突が生じた段階で、介入できるのは弁護士のみとなります。