『進撃の巨人』に実話はある?元ネタとモデル都市の真相を徹底解剖

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作中の根底を流れる神話的モチーフの多くは、北欧神話から引用されています。すべての巨人の始祖とされる「ユミル」という名は、北欧神話に登場する原初の巨人ユミル(Ymir)そのものです。神話においてユミルの遺体から天地が創造されたのと同様に、作中でも始祖ユミルの力から九つの巨人が分かたれ、エルディアの歴史が築かれました。

また、視覚的な残酷描写においては美術史に燦然と輝く名画からの影響も見逃せません。スペインの画家フランシスコ・デ・ゴヤが描いた連作『黒い絵』の一つ、『我が子を食らうサトゥルヌス』に見られる狂気に満ちた巨神の眼光と捕食の構図は、無垢の巨人が人間を貪る際の不気味な表情造形に色濃く影を落としています。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。