車の塗装剥がれを自分で修理!数千円で直す手順と失敗する決定的理由
Q1:カー用品店で自分の車の色とまったく同じスプレーを選ぶにはどうすればいいですか?
A1:車検証に記載されている型式ではなく、運転席ドアを開けたピラー部分やエンジンルーム内のコーションプレートに刻印されている「カラーナンバー(外装色コード)」を必ず確認してください。例えば「070(ホワイトパールクリスタルシャイン)」などの3桁の英数字で指定されており、この記号と一致する塗料を購入しなければ確実に色が浮いてしまいます。
Q2:作業する天候や時間帯に決まりはありますか?
A2:晴天で風がなく、湿度が70%以下の穏やかな日が理想的です。雨天時や湿度の高い日は、空気中の水分を塗料が抱き込んでしまい、乾燥後に塗膜が白く濁る「かぶり現象(白化)」が発生します。また、風が強い日は砂埃が塗装面に付着して取り返しがつかなくなるため、屋外作業は絶対に避けるべきです。
Q3:タッチペンで盛り上がりすぎた塗料を簡単に削るコツはありますか?
A3:割り箸などの小さな木片や硬質ゴムのブロックに耐水ペーパーを巻き付けて作業してください。指先だけでペーパーを当てると、盛り上がった塗膜だけでなく周囲の正常な塗装まで削れてしまい、段差が逆に強調されてしまいます。平らな面を作って少しずつ研磨するのが鉄則です。
Q4:クリア層だけが剥がれてカラー層が無事な場合、クリアだけスプレーしても直りませんか?
A4:すでに浮き上がっている古いクリア層の境界を完全に削り落とし、滑らかなグラデーションを作ってから脱脂・プライマー処理を施せば、クリアのみの再塗装で目立たなくすることは可能です。ただし、古いクリアとの密着力は弱まりやすいため、周辺部への丁寧な足付け研磨とぼかし剤の塗布が欠かせません。