山口百恵の父親は医者?手切れ金と泥沼裁判の真相・完全絶縁の全貌
1980年、三浦友和さんとの結婚および完全引退を発表した山口百恵さんは、引退直前に自叙伝『蒼い時』を上梓しました。ゴーストライターを使わず自らの筆で書き下ろされたこの手記は、当時の日本社会に凄まじい衝撃をもたらしました。
本のなかで、百恵さんは実父・久保茂氏に対する感情を一切の美化を排して綴っています。
「私には、父親というものは存在しない」
「私にとってあの人は、血のつながりという生物学的な事実以外、何の意味も持たない男だった」
手記のなかで読者を戦慄させたのは、単なる金銭トラブルの暴露ではありませんでした。百恵さんが思春期を迎えた頃、久保氏が向けた視線について「父親が娘を見る目ではなく、一人の女を見る獣のような視線だった」という戦慄の告白がなされていたのです。この生理的・心理的な嫌悪感こそが、百恵さんにとって父親との絆を完全に断ち切る決定打となりました。
世間が押し付ける「親子の情」や「親孝行の美徳」という呪縛を真っ向から拒絶し、自分自身と母親の尊厳を守るために「精神的絶縁」を選び取った姿勢は、自立した女性の生き方として多くの共感を呼びました。