Googleマップ「鳩人間」の正体とは?三鷹の不気味集団と現在の見方
多くの人々を震え上がらせた鳩人間の正体は、事件でも怪奇現象でもありません。ユニークな実験や脱力系コンテンツで知られる老舗Webメディア「デイリーポータルZ(DPZ)」の編集部およびライター陣による、計算し尽くされたパロディ企画でした。
事の発端は2013年春。Googleが歩行者専用道や細い路地を撮影するため、カメラを搭載した特製自転車(ストリートビュートライク)で三鷹周辺を走っているという情報を編集部がキャッチしたことに始まります。「せっかくストリートビューに載るなら、後から見た人を驚かせたい」という遊び心から企画がスタートしました。
東急ハンズなどで調達したリアルなハトのマスクを被り、撮影スタッフが通過するタイミングを綿密に計算して遊歩道にスタンバイ。撮影車が通りかかると、全員で一斉にカメラを凝視し、あのシュールで恐ろしい光景を完成させました。企画の様子は後にデイリーポータルZ本サイトでも記事として公開され、恐怖の怪奇現象は一転して「ネット史に残る最高峰のイタズラ」として大絶賛を浴びることになります。