ローランド「俺か俺以外か」誕生秘話と名言の哲学|印税寄付の真相
世間に華々しいイメージばかりが先行するローランドですが、その出発点は決して順風満帆なものではありませんでした。帝京大学へ入学した当日に「敷かれたレールを歩む人生」に強い違和感を抱き、即日中退。親族の猛反対を押し切って飛び込んだ歌舞伎町の夜の世界では、月給数万円、もやし生活を余儀なくされる厳しい下積みを経験しています。
ローランドのホスト時代の経歴において転換点となったのは、「他人の真似を捨て、自分という存在をブランド化する」と決意した瞬間でした。お酒を飲まずに接客する独自のノウハウを磨き上げ、歌舞伎町の名門店『PLATINA本店』で歴代最高売上記録(月間6,000万円以上、年間3億円超)を次々と樹立。夜の世界の頂点に登りつめました。
この過程で生まれたのが、代名詞となる名言です。「俺か、俺以外か」の意味や由来について、本人はメディア取材や手記の中で「他人とナンバーワンを争うのではなく、オンリーワンとして別のカテゴリーに立つ意思表示だった」と述懐しています。誰かと自分を比べて優劣をつけるのではなく、「世界には自分というカテゴリーと、それ以外の世界があるだけだ」と定義することで、周囲の雑音や同業者からの嫉妬を完全に無力化するメンタルモデルを構築したのです。