五右衛門風呂の仕組みと底板の謎を解明!体験宿泊からDiy自作まで徹底解説

今注目を集めている 五右衛門風呂の仕組みと底板の謎を解明!体験宿泊からDiy自作まで徹底解説について、詳しいまとめをご紹介しています。

五右衛門風呂を最大限に楽しむためには、現代のユニットバスにはない特有の作法とコントロール技術が求められます。初めて利用する方が戸惑いがちな「入り方のコツ」と「薪の焚き方」をステップ順に解説します。

初めてでも失敗しない五右衛門風呂の入り方

五右衛門風呂に入る際、最もやってはいけないのが「底板をつかんで手で無理に押し込もうとする」行為です。木製の底板は強い浮力を持っており、手で押すと斜めに跳ね上がってお湯が飛び散ったり、手先を火傷する恐れがあります。

【安全に入浴する3ステップ】

ステップ1:浴槽の縁(へり)の両側を両手でしっかりと掴み、体を支えます。
ステップ2:浮いている底板の真ん中に片足を乗せ、体重をかけながら真下に向かって垂直に踏み沈めます。
ステップ3:底板が釜の底に着地した感触を確かめたら、もう片方の足を揃えて乗せ、ゆっくりとしゃがみ込んで肩まで浸かります。

湯温を意のままに操る薪の焚き方

薪風呂の焚き付けには、燃焼段階に応じた適切な樹種の使い分けが欠かせません。焚き始めには着火性が高く一気に火力を上げられるスギやヒノキなどの針葉樹を用い、細かく割った焚付材から徐々に太い薪へと火を移します。

湯が適温(40〜42℃前後)に近づいた段階で、火持ちが良く煙の少ないナラやクヌギなどの広葉樹を投入し、熾火(おきび)の状態を作ります。火が消えた後も熾火と鋳物釜の余熱だけで長時間の保温が可能なため、入浴直前には吸気口を絞って薪の追加を止めるのが、湯を煮立たせないための鉄則です。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。