エベレスト標高は8848Mじゃない?最新公式数値と富士山比較の全貌

エベレスト標高は8848Mじゃない?最新公式数値と富士山比較の全貌の詳細について、最新情報を取りまとめてご紹介します。

近年、公認ツアーの充実やガイド技術の進歩によって「お金を払えば素人でもエベレストに登れる」という誤った言説がネット上で散見されます。しかし、これは極めて危険な誤認です。

第1の盲点は、莫大な費用と制度の厳格化です。ネパール政府は安全対策や環境保全を理由に、エベレスト登山許可料(パーミット代)を従来の1人あたり1万1000ドルから1万5000ドルへと大幅に引き上げました。これに専属シェルパの日当、高品質な酸素ボンベ、ヘリコプター保険、Base Campでの長期滞在費を加えると、総費用は最低でも800万円、手厚いVIPサポートでは1800万円超に達します。

第2の盲点は、身体的要求水準の高さです。ガイドがどれほど優秀であっても、デスゾーンにおいて自分の足を動かし、自力で下山する体力を残すのは自分自身に他なりません。近年では事前の登山歴として6000m〜7000m峰の登頂実績を義務付ける動きも加速しており、単なる体力自慢や富裕層の記念受験で通用する世界ではないのが現実です。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。