大麻グミの成分と危険性を徹底解剖!法改正と最新トラブルの実態
実際に大麻グミを摂取し、急性中毒症状に陥った当事者の証言と医療関係者のカルテ記録からは、SNSの華やかな宣伝文句とは真逆の過酷な現実が浮き彫りになります。
都内の20代会社員男性は、当時の体験について特番インタビューおよび取材に対して次のように述懐しています。
「グミを1個食べてから1時間ほど経った頃、突然視界がグニャリと歪み、自分が呼吸しているかどうかも分からなくなりました。『このまま心臓が止まって死ぬのではないか』という激しい恐怖(バッドトリップ)に襲われ、119番通報する指すら震えて動きませんでした。翌日以降も強い抑うつ感とフラッシュバックが続き、二度と手を出さないと誓いました」
また、救急医療の最前線に立つ医師は、合成カンナビノイド中毒の治療における困難さを次のように指摘します。医療用麻薬拮抗薬(ナロキソン等)のような特異的解毒剤が存在しないため、点滴による排泄促進や鎮静剤の投与といった「対症療法」に頼らざるを得ず、呼吸抑制や循環不全が重篤化すれば命に関わる危険性が極めて高いのが実態です。
「お菓子」という親しみやすい形状が警戒心を麻痺させ、毒劇物を身体へダイレクトに取り込ませてしまう点に、この問題の最大の凶悪性が潜んでいます。