神は細部に宿るは誰の言葉?ジョブズも貫いた本質と劇的仕事術
日本語における「神は細部に宿る」の意味は、「どんなに大きなプロジェクトや作品であっても、全体を支えているのは細かな部分への配慮であり、そこに妥協しない姿勢が全体に圧倒的な完成度や気品をもたらす」という教訓です。
英語表現では、一般的に「God is in the details」(または単数形の「God is in the detail」)と表記されます。グローバル企業のクリエイティブディレクションやデザインレビューの場でも日常的に飛び交う標準的な言い回しです。
混同しやすい言葉に「悪魔は細部に宿る(The devil is in the details)」があります。両者は表裏一体の概念ですが、向けられている視点が明確に分かれます。
「神は細部に宿る」が品質向上や美学の追求というポジティブな推進力を表すのに対し、「悪魔は細部に宿る」はリスクマネジメントの観点から「一見完璧に見える契約書や計画でも、細部の条件確認を怠ると後から致命的なトラブル(悪魔)を引き起こす」という戒めとして使われます。前者はクリエイターや設計者の美意識、後者は法務やプロジェクトマネージャーの危機意識を表す言葉として使い分けるのが適切です。