山口百恵の父親は医者?複雑な生い立ちと自叙伝で明かされた絶縁の真相
1980年の引退直前に刊行され、300万部を超える空前の大ベストセラーとなった自叙伝『蒼い時』。その中で山口百恵は、実父に対する激しい怒りと嫌悪感を、一切のオブラートに包むことなく赤裸々に綴っています。
百恵が自身の出生の歪みに気づいたのは、戸籍謄本を手にした幼少期でした。実父の欄や自身の続柄の記載に不自然な空白が存在し、「自分は正式な子どもとして認知されていない非嫡出子(婚外子)である」という過酷な現実を突きつけられたのです。
さらに手記の中では、成長していく百恵に対して父親が向けた「父親としてではなく、ひとりの女性を見るかのような卑しい視線」に対する耐えがたい恐怖と生理的嫌悪が生々しく告白されています。「私には、父と呼べる人はいない」「自分の身体からその男の血を一滴残らず抜き取ってしまいたい」という凄絶な言葉の数々は、血縁という名の呪縛に苦しみ抜いた彼女の心の叫びでした。