「1枚10万円」の偽チケットで被害続出…2026年夏、琵琶湖大花火大会を狙うSns闇取引の恐ろしい罠
なぜこれほどまでに人々は非公式なルートでのチケット購入に追い込まれてしまうのか。そこには、近年実施されている会場周辺の安全対策が深く関係している。
大津港周辺をはじめとする主要な観覧エリアでは、チケット非保持者の滞留による事故を防ぐ目的で、高さ2メートルを超える巨大な目隠しフェンスが広範囲に設置されるようになった。かつてのように「周辺の道路や公園から無料で眺める」ことが極めて難しくなったのだ。
「せっかく滋賀まで行くなら、意地でも会場内で観たい」――そうした来場者の心理的プレッシャーと焦燥感が、SNS上の怪しい転売取引に手を伸ばしてしまう最大の引き金となっている。