「左利きは早死にする」説は本当か?最新の疫学データで徹底検証
最新の行動遺伝学は、利き手が決まる複雑なメカニズムと脳の多様性について新たな視点をもたらしている。オックスフォード大学をはじめとする国際研究チームは、数十万人規模のゲノムデータを解析し、左利きに関連する遺伝子領域と脳の構造的特徴を突き止めた。
それによると、左利きの人は脳の左右半球の言語領域を結ぶ神経ネットワークが非常に緻密に発達しているケースが多いという。短命という不面目なラベルは完全に拭い去られ、むしろ認知機能や脳の多様性(ニューロダイバーシティ)という観点から、その個性が前向きに評価されている。