「深夜に意識だけが覚醒する恐怖」の正体とは? 睡眠科学が解明した金縛りのメカニズムと2026年最新の予防法
では、なぜ特定の夜に限ってレム睡眠が不自然に断片化してしまうのか。2026年に発表された最新の睡眠ストレス研究は、交感神経と副交感神経の急激な切り替え不全に着目している。
猛烈な残業、環境の変化、あるいは心理的な緊張が続くと、自律神経のバランスが崩壊する。本来なら夜間に副交感神経が優位になりリラックス状態へ移行すべきところで、過剰なストレスに晒された脳は過緊張状態(ハイパーアラザル)を維持してしまう。この状態で無理に就寝すると、浅いレム睡眠と覚醒の境界線上を脳が漂うことになり、結果として金縛りを高頻度で引き起こすことになるのだ。