Pmsにピルが効かないのはなぜ?体質・Pmddの見分け方と対処法

Pmsにピルが効かないのはなぜ?体質・Pmddの見分け方と対処法の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でまとめました。

「生理前になるとパートナーや家族に激しい怒りを爆発させてしまう」「自分を制御できず仕事や人間関係を壊しそうになる」といった極端な情緒不安定がある場合、それは通常のPMSではなく「PMDD(月経前不快気分障害)」かもしれません。

PMDDはPMSの重症型に位置づけられ、女性の約3〜5%に発症すると言われています。この状態では、単にホルモン変動を止めるだけでは脳内のセロトニン神経系の異常反応を抑えきれず、PMDDにピルが効かないという事態が生じやすくなります。

こうしたPMSの激しいイライラにピルが効かないときの対処法として、日本産科婦人科学会のガイドラインでも強く推奨されているのがPMDDへのSSRI治療(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)です。SSRIをごく少量、あるいは黄体期(生理前2週間)のみ限定的に服用することで、セロトニンの働きを直接補い、感情の暴走や抑うつ感を速やかに和らげることができます。婦人科だけでなく、女性外来や心療内科と連携して治療方針を組み立て直す視点が欠かせません。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。