光とドローン仏が舞う京都の龍岸寺、伝統を更新する革新の全貌

光とドローン仏が舞う京都の龍岸寺、伝統を更新する革新の全貌にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

龍岸寺の取り組みは、いまや宗教界単体の話題を越えて、宗教DX・文化テック産業や寺院観光・インバウンド産業のフロントランナーとしても注目を集めている。言語の壁を軽々と飛び越えるメディアアートやドローンの視覚的インパクトは、外国人観光客に対しても強烈な引力を持つ。

欧米やアジア圏からのトラベラーたちは、古い歴史的建造物の中で繰り広げられるサイバーパンクさながらの儀礼に目を見張り、熱心にスマートフォンを向ける。だが彼らが真に惹きつけられているのは、ギミックの珍しさだけではない。古い伝統を単なる保存対象として凍結させるのではなく、生きた文化として軽やかにハックし、再構築し続ける京都の文化的タフネスそのものだ。観光資源としての寺院のあり方に、龍岸寺は極めて刺激的なモデルケースを提示している。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。