パプリカの種は毒?捨てたら大損する栄養の真相と簡単再生栽培術
パプリカの種と、種を支えている白い「わた」には、果肉部分を凌駕するほどの機能性成分が凝縮されている。代表的なのが、特有の青々しい香りのもとであるピラジンと呼ばれる芳香成分だ。
ピラジンには血液の流動性を高め、血栓を予防する優れた血行促進作用が確認されている。冷え性の緩和や代謝アップ、さらには夏場の脳梗塞・心筋梗塞予防にも寄与する頼もしい栄養素である。このピラジンは果肉よりも種とわたに圧倒的に多く分布しており、ここを廃棄してしまうのは健康面において大きな損失と言わざるを得ない。
さらに、余分な塩分を体外へ排出してむくみを解消するカリウムや、腸内環境を整える不溶性食物繊維も豊富に含まれている。赤や黄色の色素成分であるキサントフィル類も相まって、強力な抗酸化作用が期待できる。種とわたをまるごと摂取することは、エイジングケアや生活習慣病対策を最もダイレクトに実践する近道なのである。