年収2000万円でも「下位」に転落? 2026年、激変した東京23区ヒエラルキーの残酷な現実と「新・3大格差」
千代田区、港区、中央区。この「都心3区」の地価とマンション価格の上昇スピードは、もはや国内の一般的な給与所得者の手が届く領域をはるかに超えた。
2026年現在、港区を中心とする都心部の平均新築マンション価格は2億5,000万円を突破。かつて年収1,500万〜2,000万円程度のパワーカップル層がこぞって購入していた70平米のファミリータイプは、いまや「富裕層の参入権」へと化けた。麻布台や虎ノ門の再開発エリア周辺では、坪単価2,000万円超えの物件が当たり前のように取引されている。
「大手総合商社に勤めて夫と二人で年収2,200万円ありますが、港区でまともな広さの家を探すのは諦めました」
そう語る30代女性の言葉が象徴するように、かつてのハイプロフェッショナル層すら都心3区では「持たざる者」に分類される。海外投資家や上場企業の創業者、親からの巨額の資産継承者だけが留まることを許される、文字通りの「雲上エリア」として他区を圧倒的に突き放している。