世界でわずか3割!右ハンドルの国一覧と日本が左側通行になった歴史の真相

世界でわずか3割!右ハンドルの国一覧と日本が左側通行になった歴史の真相に関する主要なデータを丁寧に解説いたします。

一度決まった交通区分を変更するのは天文学的な予算と混乱を伴いますが、歴史上、国家規模で大転換を成し遂げた国が存在します。

代表的な事例が、1967年9月3日にスウェーデンで実施された「ダゲンH(Dagen H:Hデー)」です。当時スウェーデンは左側通行でしたが、国境を接するノルウェーやフィンランドは右側通行であり、国境を越える際の事故が社会問題化していました。さらに国内を走る車の多くがなぜか輸入左ハンドル車だったという歪な状況を解消するため、1967年9月3日の午前5時をもって全土を一斉に右側通行へ切り替えるという前代未聞の作戦を決行しました。

標識の付け替えや交差点の改修、バスの乗降口改造など莫大なコストが投じられましたが、事前の徹底的な国民教育により、当日の重大事故は奇跡的に最小限に抑えられました。

また近年では、2009年に南太平洋の島国サモアが「右側通行から左側通行へ」という逆の転換を実施しています。これは近隣のオーストラリアやニュージーランドから安価で良質な右ハンドル中古車を輸入しやすくするという経済的理由によるものでした。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。