クレヨンしんちゃん「作画崩壊」の真相!神作画と怪作の裏側
そもそも、原作者である臼井儀人が描いた原作漫画(双葉社刊)からして、非常に記号化されたシンプルかつ大胆なラインで構成されていた。横を向いたときの独特な頬のふくらみや、極端に省略された目の造形は、アニメーションとして動かす際に無制限の自由度を秘めている。
双葉社のコミックから飛び出したこの記号的デザインは、少しのデフォルメで劇的に表情を変える。原作が持つ洒脱なユーモアとシュールな世界観があったからこそ、アニメーターたちは恐れることなく線を崩し、実験的なアプローチを試みることができたのだ。