西田敏行さんの死去なぜ?公表された死因の真相と直前の異変を徹底解説
西田さんの役者人生の後半は、想像を絶する病魔との戦いの連続でした。それでも画面の中で決して悲壮感を見せず、豪快な笑顔と人間味あふれる芝居を届け続けた背景には、並々ならぬプロフェッショナルとしての執念がありました。
主な転換点となったのは、2001年の頸椎症性脊髄症の手術です。首の骨の変形によって神経が圧迫され、手足のしびれや麻痺を引き起こす難症であり、長時間の神経減圧手術を受けました。さらに2003年には急性心筋梗塞で緊急入院。この入院を機に、大好きだったタバコを完全に断ち、過密な撮影スケジュールの合間を縫って生活習慣の改善に努めていました。
しかし、試練は続きます。2016年2月には自宅ベッドから転落して頸椎を亜脱臼。患部を固定・再建する大手術を受け、リハビリの途上でさらに胆のう炎を発症して胆のう摘出手術を受けるという、満身創痍の事態に見舞われました。これ以降、下肢の筋力低下から歩行が困難となり、公の場や劇中では車椅子や杖を使用し、座った状態での演技が増えていきました。