エンジンマウントとは何か?交換費用・寿命・异音の真相を徹底解説

エンジンマウントとは何か?交換費用・寿命・异音の真相を徹底解説についての最新情報をお届けします。

エンジンマウントに関しては、自動車関連のインターネット掲示板や動画サイトなどで誤った認識が散見されます。愛車のコンディションを正しく維持するために、以下の3つの盲点を正しく認識しておく必要があります。

誤解①:「車検に通っているからマウントは正常である」
これは最も陥りやすい罠です。道路運送車両法の保安基準において、エンジンマウントの検査基準は「エンジンが脱落しないよう固定されていること」が骨子となっており、ゴムブッシュに深い亀裂が入ってへたっていても、完全に引きちぎれて脱落の危険性がない限り、車検ラインそのものは通過してしまいます。「車検に通った=振動がない安全な状態」を意味するわけではありません。

誤解②:「振動の原因はイグニッションコイルやスパークプラグにある」
アイドリングの振動に直面した際、多くのユーザーはエンジンの失火(ミスファイア)を疑い、高価な点火コイルやスパークプラグ、燃料添加剤に手を出してしまいがちです。もちろん点火系のトラブルでも振動は出ますが、タコメーターの針が一定で安定しているにもかかわらず車体だけがブルブル震えている場合は、点火系ではなくエンジンマウントの硬化・減衰不良が真因です。

誤解③:「強化マウントにすれば走りが良くなって耐久性も上がる」
スポーツ走行を楽しむユーザーの間で流通している硬質ウレタンやリジッドタイプの強化マウントですが、これを日常ユースの街乗り車に装着するのは禁物です。エンジンの揺動が抑えられてレスポンスは向上する反面、微細な振動と騒音が減衰されずにダイレクトにボディへ伝達されるため、車内環境の快適性は著しく悪化します。一般的な用途であれば、メーカーが緻密にチューニングした純正品または純正同等品(OEM品)を選ぶのが最も確実です。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。