広島の名店へんくつや独占密着!秘伝タレと行列の秘密を徹底解明
店の歴史を紐解くうえで外せないのが、屋号の由来だ。かつて「へんくつや創業者」が周囲の反対を押し切り、己の美学だけを信じて鉄板に向かい続けたことからその名がついたという。頑固なまでに味と製法を守り抜く姿勢。それこそが看板に刻まれた魂だ。
創業当時の広島お好み焼きは、終戦直後の復興期に生まれた屋台文化がルーツにある。限られた食材の中で、いかに安く、腹いっぱい美味いものを食わせるか。創業者は生地の引き方、キャベツの切り方、蒸し加減に至るまで試行錯誤を繰り返した。その執念が生んだ独自の焼き方は、現在も若い世代の職人たちへ確実に受け継がれている。