なぜ節分に豆を食べる?年の数+1個の理由と2026年正しい食べ方
「40代、50代を超えてくると、年齢の数だけ乾燥大豆を食べるのが物理的につらい」「毎年大袋の豆が余って湿気てしまう」という声は少なくありません。硬い大豆を無理に大量摂取すると、消化不良の原因にもなりかねません。そこで活用したいのが、平安時代から伝わる伝統的な「福茶(ふくちゃ)」です。
福茶とは、年の数だけ豆を食べられない場合でも、3粒の福豆を入れたお茶を飲むことで年の数と同じ厄除け効果が得られるとされる素晴らしい知恵です。古くは平安時代の僧・空也上人が、京で疫病が流行した際に庶民へ振る舞って救ったことが始まりとされています。
【福茶の基本の作り方(1人分)】
・材料:節分の福豆 3粒、梅干し 1個、塩吹き昆布(または結び昆布)ひとつまみ、熱い煎茶(または白湯)適量
・手順:湯呑みに福豆、種を取った梅干し、昆布を入れ、熱いお茶を注ぐだけ。
「3」は吉数であり、梅干しは「しわが寄るまで長生きする延命長寿」、昆布は「よろこぶ(喜ぶ)」の縁起物です。お茶を吸って柔らかくなった香ばしい福豆を最後にいただけば、胃腸に負担をかけず上品に福を授かることができます。
また、それでも豆が大量に残ってしまった場合は、料理に活用することで最後まで美味しく消費できます。
【おすすめの余り豆アレンジ】
・香ばし福豆ご飯:お米2合に対し、福豆大さじ3〜4、酒・みりん各大さじ1、醤油小さじ1、昆布出汁を入れて炊飯。香ばしい豆の風味が際立つ極上の炊き込みご飯になります。
・メープルバターナッツ風:フライパンでバターを溶かし、余った福豆を絡めて砂糖やメープルシロップ、塩少々を絡めるだけの簡単おやつ。
・スープやカレーの具材:トマト煮込みやキーマカレー、味噌汁にそのまま投入。炒ってあるため煮崩れしにくく、程よい食感のアクセントになります。